2024年 「巳(へび)」年 新年あけましておめでとうございます。

 

「2025年は努力した人はうれしい結果が掴める年 2025年の干支は「乙巳」だと先ほどお伝えしました。「巳」はいわずもがなヘビを意味し、陰陽五行説では「火の陰」のエネルギーを持ちます。ヘビを神様のおつかいとしてお祀りする神社もあるように、神聖な動物として崇められてきました。脱皮を繰り返して成長していくさまから、復活と再生のシンボルとして縁起の良い動物とも言われています。「巳」は胎児の形から作られた文字といわれ、「産まれる」「将来がある」といった意味や、「み」とも読めることから、お金が身につく、努力が実るという意味合いもあります。
「乙」は軋むという意味があります。陰陽五行説では「木の陰」のエネルギーを持つとし、日陰でも成長し、しなやかに伸びる草木を表しています。「乙巳」は「火の陰」と「木の陰」で相生の関係にあり、物事が順調に進む年です。困難に直面することもあるかもしれませんが、それにへこたれず進む努力が必要です。そのときに必要になるのが、しなやかに伸びる植物のような柔軟な考え方や協調性、そして「これを絶対に成し遂げる」というヘビのような執着心です。
失敗することもあるかもしれませんが、生命力と再生力の強い巳年なら立ち直ることができるのでどんどん新しいことにチャレンジしましょう。」(https://news.yahoo.co.jp/articles/edc31119437603fcfdd34cc7062b7473b2f5d44e?page=2

「あらゆる占いにおいて2025年は転換期。つまり、よい方向に進めるか? あるいは間違った道を選んでしまうかの、分かれ道ともいえます。ここで大切なのは、自分の信念や意見を持って選択すること。
国や自治体、組織など“長いものに巻かれろ”的な考えでは、結局はどうなるかわからないし、八方塞がりになる。大きなものに飲み込まれたり、SNSなどの情報を盲信せずに、自分なりのエビデンスを集め、納得して進んでいって欲しいと思います。
2025年は、ますます“個の時代”になるからこそ、人に依存せず、自分の力で楽しく生きられる人の運気が上がり、より注目が集まると思います。
人間ですから、失敗もするし、時には選択を誤ることもあると思います。その際は、頑なな考えや態度は捨てて「失敗しました」「間違えました」と素直に認め、ギアや方向を変える。「君子豹変」の精神を忘れずに、ですね。西洋占星術での大きな星の星座間の移動も2025年は一時的で本当に移るのは2026年。2025年は試行錯誤が許される年です。」(https://yomitai.jp/series/goodluck/1-suisho/2/

という年になっていくようです。一方で、朝日新聞の記事では、「「頑張れば報われる」「大きな成功を目指す」という古い価値観を捨て、考え方を変えて「小さな幸福」を提案する彼の姿勢が、若者など多くの人々の心象風景にマッチして、支持を受けるのだと思います。」(https://digital.asahi.com/articles/ASSDW34FGSDWUCVL001M.html?pn=9&unlock=1&fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2VQBbuzRf3jeQ34HU3RjBhSc6nr0ljRBA3LiROVG8wybbuVpytT5R38lU_aem_3ebq22Mv65itc_73HWqBUA#continuehere)とあります。

これらの状況から考えることができるのは、「幸せ」と「挑戦」が2025年の大きなキーワードになっていくのではないかと感じられます。

2024年の新年の抱負を見てみると、「過去の準備や変化の兆しを大切にしながらも、新たなスタートの年になっていくようです。スタートというと、いい意味でのみとらえがちですが、悪い意味も当然含まれます。何事も完璧や確実はありません。それは、時代や社会が諸行無常を前提としているためであり、その時に「これは完璧」と思ったことでも、諸行無常がこの完璧を打ち壊していくのです。ここは、いい意味での新たなスタートの年にしていきたいですね。」とあります。

つまり、2025年は、2024年から準備を始めたことに対して、果敢に挑戦していく年になっていくのではないでしょうか。その根幹には、自分の価値を信念に持ちながら、ひたすらに幸せを求める姿があります。2025年は、アメリカではトランプ大統領が2度目の登板になります。落選後、アメリカの再興を目指して活動を続けていたことが返り咲く形です。しかし気を付けなければならないことは「温故知新」です。返り咲くとなると、古き良き時代に戻る、ということが考えられがちですが、「覆水盆に返らず」という言葉にもあるように、社会の流れにおいて時間が戻るということはありません。では、良き時代に戻るためにはどうすればいいのでしょうか。それは、良き時代や幸せ、という言葉の意味の定義をし直し、その達成のために挑戦し続けることになるのだと思います。

以前より当協会では、教育、に力を入れてきました。それは分類でいうところのリベラルアーツ(高等教育)になります。読み書きそろばん、といった教養を学ぶための基礎知識ではなく、その先の挑戦し続けるための知識を得、行動するための教育です。先日、ある方から、では大学は何を学びに行くのですか、という質問を受けた時に、私は(あらゆる分野の)イノベーションを学びに行くのではないですか、とお答えさせていただいた。このイノベーションを学び、それを社会に還元することをし続けなければ、変わりゆく自然にはいずれ対峙できなくなるのではないかと思うのです。今、多くの情報と激しい変化の時代の中で、遠い将来のことはあきらめ、そこに向き合う力が弱まっているように思います。しかし、時の流れを止めることはできず、あきらめてしまった後には、望む幸せからは程遠い状態に陥ってしまうことを、人類は過去から学んできたはずです。2025年は、自分の幸せをしっかり望み、それに向かって行動していかなければならない年になっていくと思いますし、自ら率先して動いていく年にしていきたいと思います。

差し当たり2025年は、協会の動き出しの一歩として、学校法人の手前のところで、教室(社会デザイン教室)展開を進めていきます。(2月に宇都宮で開校予定(準備のため、4月に変更))。また、イノベーションイベントを3月7日にTokyo Innovation Baseで「Tokyoイノベーションキャンプ」(https://peatix.com/event/4250145/view)を開催します。ほか、長野県栄村との地域づくり関係を強化します。静岡県や埼玉県の地域でも連携を図るべく行動していきます。
個人的には、2024年からもったいない学会副会長になりまして、静岡支部立ち上げに向け、動き出しました。2025年は、しっかりと静岡支部を立ち上げていきたいと思っています。

2025年は2024年から始めた準備を具体的に挑戦していく年にしていきます。今後とも、皆様からのより一層のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

社会デザイン協会 代表理事 鈴木秀顕